ヒッピーです。
久々に映画館で映画を見てきたので所感を綴ろうと思う。
「UFO学園の秘密」
久々の映画がこれってどういう趣味してるんだ・・・と思われそうなので言い訳をしておきます。
タダ券をもらったんです。
自分でお金を払って見に行くなんて狂気の沙汰
せっかくチケットをもらったから見に行ってきた。
怪しさ全開!笑
先に言っておきますが私は例のあの人や、例のハッピーサイエンスの信者でもアンチでもないです。好きにやってくださいな立ち位置をとっています。
今回タダ券をもらったので見に行ったのですが、
あまり見たくない映画を映画館で観る、という体験自体が初めてだったのでとても新鮮でした。
興味がないことに加えて、映画のテンポの悪さ(特に冒頭)もあり、映画を見ながらも自分なりに宗教や宇宙について考えながらみることができました。
普段は映画に集中して、入り込もう、楽しもうとう姿勢になるので、別のことを考えながら観るという行為がとても新鮮でした。
別にUFO学園の秘密を観る必要はないですが、興味のない映画を映画館で観るという行為からは得るものがたくさんあったのでおススメです。
そろそろこの映画の話に入ろうかしら・・・(ネタばれあり、熱く語りたくはないのでさらっといきます)
めんどくさいのでまとめます。
- 宇宙人と接触する
- 悪い宇宙人といい宇宙人がいる、いい心を持てばいい宇宙人と、悪い心を持てば悪い宇宙人と気持ちが通じて交流を持つことになる
- 悪い宇宙人に地球が侵略される
- 主人公レイが「本当の自分」を思い出してパワーアップ
- 最後は光の神を信じて悪い宇宙人を追い返す
だいたいこんな感じです。
端折りましたが冒頭の30分くらい、平和な学園生活が続き本当に退屈です!笑
あまりのつまらなさに、「後半の宇宙・宗教の話が出てきたときに興味・関心を高める手法なのでは?」と思うほどでした。
(実際その可能性はありますが)
あからさまな勧誘じみたセリフやシーンはありませんでしたが、要所要所で
「宇宙を科学する」
「信じる心で・・・」
など例の宗教に関心を向けるようなフレーズもありました。鼻につくほどではなかったので許します。笑
作品として絶対そのシーンは不要だろう、とかそのセリフは出てこないだろう、といった詰めの甘さを感じる部分が随所に散りばめられていました。
個人的には冒頭の食堂のシーンで、主人公レイと友達のタイラが早食い競争をしてレイが勝ち、「俺の41勝40敗で勝ち越しだ!」と定番の実力の均衡をうかがわせるセリフを言いながらも、タイラの皿にはめちゃめちゃ食事が残っている点が気になりました。
気になった点を挙げると、映画のなかで登場する「善悪観」と善と悪を象徴するモノです。
悪いエイリアンとして登場するレプタリアンの反対に良いエイリアンのことを「信仰レプタリアン」と呼び、信仰が正義であることをさらっと訴えています。
あと悪いレプタリアンは中国と手を組んでいたり、エンディングで出てくるあからさまな続編にも繋げられるぜシーンで悪の親玉的人物が中国人だったりと悪の象徴に中国が使われています。大川さんは中国が嫌いなんでしょう。
そもそもタダでチケットをもらって観に行ったわけですが、信者はチケットを買わされているのか(もしくは布教の足掛かりになるように自発的に買って配っている?)、教団側から支給されるのか、その辺の仕組みも気になりますね。
クソみたいなアニメを通して宗教について感がえるきっかけを与えてくれたこの作品に感謝!
ヒッピー。